流量調査
越流量を把握するために行います。
計測方法:基本的に放流渠に面速式流量計(流速と水位を計測するもの)を設置し、1分ピッチで計測します。感潮河川等で放流渠に逆流する場合等は現場踏査の上計測方法を決定します。
採水業務
採水は手汲みによる採水とポータブルサンプラーによる採水のいずれかを選択します。 平成16年4月に施行された、『越流水を年に1回以上採水し、BODの値を報告する』施行令対応は現地での計測(水温・PH・濁度・DO・ORP等)が義務づけられていないので、ポータブルサンプラーを使用して省力化を行うことが望ましいです。
降雨観測
流量との相関を取るための基礎データとします。
夾雑物採取業務
合流改善の施策として、雨水吐にスクリーン設置を行う際に、事前に夾雑物を採取し種別・大きさ等を把握するために行います。
水質測定
採水した検体を現地で測定します。
測定可能な項目は、水温・PH・濁度・DO・ORPです。